2024.08.20
ドローン国家資格実技試験:8の字飛行のコツ
こんにちは、SKYWALKERドローンスクールのIです。
ドローン国家資格である無人航空機操縦者技能証明の実技試験の中に
8の字飛行の科目があります。
この8の字をうまく描くには「エルロン飛行」と「ラダー飛行」を組み合わせ操縦する必要があります。
【エルロン飛行】
エルロン飛行は、ドローンのロール軸を操作して行う飛行方法です。具体的にはドローンの左右のプロペラの回転速度を変えることで、機体を左右に傾けます。
この操作はドローンの方向転換や横滑り移動に利用され特に高速でのフライトや機動性を重視する場面で効果を発揮します。
【ラダー飛行】
ラダー飛行は、ドローンのヨー軸を操作して行う飛行方法です。主に機体の向きを変えるために使います。
ドローンのプロペラの回転方向を調整して機体全体を左右に回転させる操作です。この方法は特に撮影時にカメラアングルの微調整や狭い場所での正確な方向転換に有効です。
≪飛行のポイント≫
・常に機体の進行軸を頭にイメージしながら飛行させる
・エレベーターは常に一定の速度保つ
・ラダー飛行は進行方向に対して、内側に早めに傾ける
・エルロン飛行は機体が外に膨らむことが予測された際に右回り中は『右』、左回り中は『左』に当て舵を入れる
8の字飛行は特性上、機首の傾け方が足りず外へ膨らんでしまうことが非常に多いです。
飛行のポイントで記載したコツはその膨らんでしまう現象を最小限に抑え、ケアした飛行を意識するための必要なポイントになります。
当スクールでもスクール生徒さんにポイントを伝えてしっかり練習をしてもらっています。
SKYWALKERドローンスクール
愛知県名古屋市緑区大高町元屋敷4-6