2024.02.09
ドローン国家資格の難易度に関して
こんにちは。ドローンスクールSKYWALKERのスタッフAです。
今回はドローン国家資格の難易度に関して少しお話していきます。
国家資格は一等、二等とあり、それぞれ試験科目が違い難易度にも差が生じます。
一等国家資格は基本的にセンサーOFFでの飛行になるため、マニュアルでの操縦スキルがより高く求められます。
対して二等は一部科目を除いてセンサーONでの操縦になります。
ただし、一部はセンサーOFFの科目が含まれていたり、8の字飛行などはしっかりと機体コントロールをする術を持っていないと、たちまち経路逸脱になりかねません。
そのため二等といっても侮れないです。
この資格試験の登録講習機関での合格率に関して、弊社が調べた範囲でのお話をさせていただきます。
※限定解除は含んでおりません。
※登録講習機関では学科試験はないため含んでおりません。
【二等】
二等の実地試験合格率はおよそ70%になります。
飛行におけるセンサーOFFの科目で安定した飛行をできない、8の字飛行において慎重なあまり滑らかな飛行ができていない、などが減点がつきやすいところでしょうか。
また口述試験でも見落としが多く、練習をしっかり行ってきたか否かが分かれやすいところになります。
先に書いた侮れない、ということが数値に顕著に出ていますね。
【一等】
一等の実地試験合格率はおよそ35%になります。
飛行においては滑らかにピルエットホバリングを行うことが一つの鬼門となっていることと、一等は屋外での試験が義務付けられているため、風の影響を大きく受けます。
一等試験会場はある程度広さを確保する必要があり、拓けた土地での講習となるため、風が常に吹いている会場も多いです。
そのため相当な訓練を積んで臨む必要がありますね。
これは余談となりますが、民間資格の取得率はおよそ90%になり、必要に応じて国家資格ではなく民間資格を取得される方がいらっしゃったりもします。
今回の数値はあくまで弊社が調べた範囲のものになります。
受講者の事前の予習次第でこの数値の限りではなくなるため、登録講習機関での受講だからと言って油断せず臨んでいただければと思います。