2024.01.29
ドローン国家資格二等のスクエア飛行(目視外)について
こんにちは。SKYWAKERのスタッフAです。
今回も引き続き「スクエア飛行」について説明します。
前々記事『ドローン国家資格二等のスクエア飛行について』で述べた飛行にあたっては、目視飛行の限定解除の試験もございます。
『基本』と飛行高度や飛行経路、機体挙動等の審査基準は同じで、制限時間が9分と1分だけ長くなります。
最初にホバリングを5秒間行った後、受講者は試験官の指示に従い機体に背を向けます(目視できない状況を作ります)。
進行方向にカメラを向け、そのカメラ映像のみでドローン操縦を行います。
その際に注意すべきが進路の逸脱はもちろんですが、急な停止による挙動の乱れがあげられます。
画面のみの操縦に慣れていない場合に、スピードが思っている以上に出てしまい減速が足りず急停止してしまう場面が多くみられます。
これにより減点が発生してしまうため、事前の練習で軽視されがちな目視外飛行もしっかりと練習の上、受講していただくことが重要となります。
実際のドローン飛行は必ずといっていいほどに画面のみを見て飛行させる『目視外飛行』が発生します。
これは試験のための練習ではなく、その後のドローン操縦に生かすための練習が必要と言えますね。