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2025.03.29

ピルエットホバリングのコツ(一等無人航空機操縦者技能証明)

こんにちは、SKYWALKERドローンスクールのスタッフAです!

 

今回はドローン国家資格の実地試験科目である、『ピルエットホバリング』の操縦のコツに関してお話ししていきたいと思います。
一等の操縦試験は求められる操縦技術も高いです。
加えて一等試験は屋外という条件が必須なため、気象の影響を必ず受けます。
試験の定義上、風速5m/s以上の時は実施しないなどの大枠ルールはありますが、瞬間的にそれを上回る風が吹くこともざらにあるため、ある程度環境に対して順応する力も必要です。

 

引用:国土交通省 一等無⼈航空機操縦士実地試験実施細則 回転翼航空機(マルチローター)

 

【試験要項】

・GNSS、ビジョンセンサー等の水平方向の位置安定機能はOFFで飛行
・制限時間は3分
・20秒間程度で一回転する速度で回転を行う

まとめるとこのような条件で飛行をさせ、飛行領域内で旋回し続ける科目となります。

 

【飛行のコツ】

1.中心ではなく飛行領域内でとどめる意識
この飛行では多くの方が中心での旋回を意識することにより、ピッチやロールのスティック操作を行い過ぎてしまい、不円滑やふらつきの減点が重なってしまいがちです。
直径3mのセーフティゾーンである飛行領域を意識し、その中にとどめつつピッチやロールのスティック操作を極力抑えつつ旋回を続けることで、余分な減点を減らしつつ飛行が出来ます。

2.旋回速度はなるべく抑えて操縦する
旋回の速度を早めてしまうと、風の影響との兼ね合いで機体が流れやすくなります。
はやる気持ちは抑えつつ、機首の向きに集中してピッチやロールで修正舵を入れましょう。

 

【まとめ】

一等の試験科目は、基本的に日々の練習の積み重ねがないとクリアすることはなかなか難しい内容となっています。
狭いスペースでも練習が可能なホバリングを、機首がどの方向に向いていながでも安定して行えるようになれば、大きく合格に近づけます。
日々の練習を欠かさず行いましょう。

 

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