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2024.03.04

ATTIモードの重要性

こんにちは。SKYWALKERドローンスクールのスタッフ、Sです。

ドローン操縦技術の向上において、ATTIモードの理解と練習は極めて重要です。ATTIモード、つまりAttitude(姿勢)モードでは、ドローンはGPSによる位置保持機能を失い、風の影響を受けやすくなります。このモードは操縦者の熟練度と直接的な操作に大きく依存し、ドローンの飛行は操縦者の技術に全て委ねられます。

また無人航空機操縦者技能証明の国家資格実技審査でも一等、二等ともにATTIモードでの飛行操作がある為、資格を取得するうえでも必須の操縦技術となります。

ATTIモードでは、ドローンの自動安定化機能がオフになり、GPS信号が無いため、ドローンは風によって流されやすく、操縦者は常にドローンをコントロールし続ける必要があります。このモードは、ドローンの飛行において高度な操縦技術を必要とし、風の強い環境やGPS信号の弱い場所での飛行において、ドローンを正確に操る能力を試されます。障害物検知機能も無効になるため、操縦者は周囲の環境をより一層注意深く観察し、ドローンの安全を確保しなければなりません。

ATTIモード練習の利点

  • 技術向上: ATTIモードでの飛行練習は、操縦技術の向上に直結します。GPSが利用できない状況でも冷静にドローンを操作できるようになります。
  • 緊急時の対応力: もしもの時、例えばGPS信号が失われた場合に、パニックにならずに対処できる能力が身につきます。
  • 深い理解: ドローンの動作原理や飛行の基本について深く理解することができ、より高度な飛行技術や撮影技術を習得する土台となります。

ATTIモード練習のためのヒント

  • 安全な場所で練習: 開けた場所で、障害物のない環境で練習を開始します。
  • 徐々にステップアップ: 基本的なホバリングから始め、徐々に複雑な操作に挑戦します。
  • 風の影響を理解: 風のある日に飛行させてみて、風の影響を受けるとどのようにドローンが振る舞うかを観察し、理解を深めます。
  • シミュレーターの利用: 実際の飛行前に、シミュレーターを使用して操縦感覚を養うのも有効です。

ATTIモードでの練習は、ドローン操縦者としてのスキルセットを豊かにし、さまざまな状況下での飛行能力を高めるために不可欠です。練習を重ねることで、より安全で、より創造的なドローン飛行を実現できるようになります。

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