2023.07.24
【法律】夜間飛行に関して
航空法第132条の2第5号において「日出から日没までの間において飛行させること」という記載があります。
これにより夜間の飛行を行うには国土交通省の許可承認が必要となります。
その申請を行うにあたって飛行させるドローンがその飛行を行う条件を満たしているか、追加基準の申請を行っておく必要があります。
・ ドローンに機体の向きを判別できるようライトを搭載する
・ 飛行高度と同じ距離の半径の範囲内に、第三者が存在しない
・ 一定以上の飛行能力を有する
・ 日中に経路や障害物を下調べし、最適な飛行ルートを決めておく
・ ドローンの特性を理解した補助者を配置する
・ 明るい場所で離着陸させる(ライトアップなどしておく)
これらの環境を作り、申請を出しておく必要があるため思ったよりも夜間飛行のハードルは高いと言えます。
また、飛行前にその日の日の入と日没と調べておく必要があります。
こちらは国立天文台のサイトにて各地方ごとに調べることができるため、しっかり把握しておきましょう。
夏の季節は花火や祭りなど、夜間にドローンを飛行させたくなる機会が増えますが、しっかりとルールを守って飛行させる必要がありますね。