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2024.11.18

目視外異常事態飛行における飛行のコツ(二等)

こんにちは、SKYWALKERドローンスクールのスタッフAです!

 

二等国家資格の基本科目の修了審査合格後から受講が可能になる限定解除。

その内の目視内限定解除を行うことで、目視外飛行の訓練を修了しているものとしての証明も付与されます。

その中の実技操縦の科目の一つ、異常事態の発生時における飛行に関して今回はお話ししていきます。

 

【試験要項】

・GNSS、ビジョンセンサー等の水平方向の位置安定機能はOFFで飛行

・制限時間は5分

・受講者は機体から背を向けてドローンの操縦をする

・カメラを真下に向けて10秒間ホバリング

まとめるとこのような条件で飛行をさせ、試験員の指示のも異常事態の発生と共に安全かつ速やかに着陸する科目です。

参照:二等無人航空機操縦士実地試験実施細則 回転翼航空機(マルチローター)

 

この試験は、センサーOFFの不安定な状態で目視内から目視外操縦へと切り替える必要があるため、目視外操縦にある程度の慣れがないと、ホバリングポイントを見失って機体が流されてしまう可能性があります。

事前に目視外でホバリングが出来るようになっていることが必須な科目です。

 

【操縦のコツ】

1.センサーOFF目視内でホバリング

2.カメラを下に向ける

3.機体から背を向ける

4.<重要>ドローンの向きを気にすることなく画面の情報だけで飛行をする

5.目視内に戻り速やかに着陸

 

ここで重要なのが4の『ドローンの向きを気にすることなく画面の情報だけで飛行をする』です。

目視で飛行する際は、ドローンの前後左右を常に気にして把握しながら操縦をしますが、目視外飛行に関しては全て主観の為、画面の情報が全てとなります。

画面上、ドローンが右に流れるようなら左に充て舵をいれ、上に流れるようなら下に充て舵を入れます。

目視内から目視外に切り替える際に、この動作の変化をしっかり頭で理解することによって、問題なく目視外の操縦が行えます。

経路逸脱などを防ぐためにも、この点を意識して練習を積みましょう。

 

これから二等国家資格の受講を検討されている方で、この記事をもし見られている方いましたら、こちら是非参考にしてください。

弊社では、国家資格取得にあたってこのようなアドバイスなどを交えた講習と試験を行っております。

こちらもご興味ある方は、是非お問い合わせください。

<二等国家資格ゆったりコース>

<二等国家資格スピードコース>

 

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